ベトナムの市場魅力度

コンサルタント会社ATカーニーが昨年発表している

新興国市場の小売参入魅力度調査*1で、

ベトナムは、08年に1位を取って以降、

09年には6位、

10年には14位へと転落しています。


市場の成長性では、高い評価を得ている一方で、

エコノミック・ニーズ・テスト(ENT)*2に代表される

「地元の中小商店を守り、外資大手の拡大を抑える環境」が順位を下げたとのことです。

まぁ、これでも規制は緩和されていっているわけですから、

順位低下は、相対的な魅力度が下がっているということですね。

*1:市場魅力度、市場飽和度、参入緊急度、カントリーリスクで評価

*2:昨年の初め、ロッテマートがホーチミン2号店をオープンしたものの、ENT不適合で許可が下りていなかったとされ、1日で閉店になった(7月には再オープン)